【2026年版】インスタのパスワード変更方法|忘れた・できない時の対処も完全ガイド

「Instagramのパスワードを変えたいのに、どこから操作すればいいのか分からない」「急にログインできなくなってしまった」「もしかして、アカウントが乗っ取られたのかもしれない…」。そんな不安を抱えて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

こんにちは。インターネットトラブルを専門に扱う行政書士です。私たちは日々、SNSの乗っ取りやアカウント復旧、なりすまし被害に関するご相談を数多くお受けしています。パスワードの変更は、一見すると単純な操作に見えますが、実は「変えたい理由」によって、やるべきことが大きく変わってきます。だからこそ、自己流で進めて手詰まりになってしまう方が後を絶ちません。

この記事では、Instagramのパスワード変更の基本手順から、パスワードを忘れてしまったときのリセット方法、「変更できない」というエラーの対処、そして乗っ取りが疑われるときの緊急対応まで、あなたの状況に合わせて順番に、ていねいに解説していきます。専門用語はできるだけ避け、スマホの操作が苦手な方でもそのまま実行できるように書きました。

まずは深呼吸をして、落ち着いてください。そして、ご自身の状況にいちばん近いところから読み進めてみてください。きっと、解決の糸口が見つかるはずです。

この記事でわかること

  • iPhone・Android・パソコン別の、迷わないパスワード変更手順
  • パスワードを忘れてログインできないときのリセット方法
  • 「パスワードを変更できません」と表示されるときの原因と対処
  • 乗っ取り・不正ログインが疑われるときの緊急対応の手順
  • 二度と被害に遭わないための二段階認証と、安全なパスワードの作り方

どんなときにパスワードを変えるべき?

本題に入る前に、「どんなときにパスワードを変えたほうがいいのか」を整理しておきましょう。ご自身がどのケースに当てはまるかを知っておくと、このあとの対応がスムーズになります。

こんなとき 読むべきパート
セキュリティのために変えておきたい 「基本の変更手順」へ
パスワードを忘れてログインできない 「リセット方法」へ
乗っ取り・不正ログインが疑われる 「緊急の対処」へ

特に「いつもと違うログイン通知が来た」「友だちに変なメッセージが届いたと言われた」という方は、乗っ取りの可能性があります。その場合は、急いで「緊急の対処」のパートまで読み進めてください。

まずは基本。Instagramのパスワード変更手順

「とにかく今すぐパスワードを変えたい」という方は、ここから始めましょう。現在のInstagramでは、パスワードの管理は「アカウントセンター」という共通の設定画面から行うようになっています。これは、Instagram・Facebook・Threadsといったメタ社のサービスを、一つの場所でまとめて管理するための仕組みです。複数のアカウントを連携している場合でも、ここから一括で設定を変更できるのが特徴です。

なお、Instagramはアップデートがとても頻繁で、メニューの名称や表示位置が少しずつ変わることがあります。もし画面の表示がこの記事と少し違っていても、慌てる必要はありません。「設定」→「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」という大きな流れは共通していますので、その言葉を目印に探してみてください。所要時間は、慣れていれば1〜2分ほどで完了します。

パスワードを変更する前に、一つだけ準備しておくと安心なことがあります。それは、新しいパスワードをあらかじめ決めておくことです。操作の途中で「どんなパスワードにしよう」と迷うと、入力に手間取ったり、安易なものを設定してしまったりしがちです。記事の後半でご紹介する「安全なパスワードの作り方」を参考に、先に考えておくとスムーズです。

iPhone(iOSアプリ)での変更手順

  1. Instagramアプリを開き、画面右下のプロフィールアイコンをタップします。
  2. 画面右上の三本線(≡)メニューをタップします。
  3. 「設定とプライバシー」を開きます。
  4. いちばん上に表示される「アカウントセンター」をタップします。
  5. 「パスワードとセキュリティ」→「パスワードを変更」を選びます。
  6. 変更したいアカウントを選択します。
  7. 現在のパスワードと、新しいパスワードを2回入力し、「パスワードを変更」をタップすれば完了です。

変更が完了すると、「パスワードが変更されました」というメッセージや通知が表示されます。もし表示されない場合は、もう一度ログインし直して、新しいパスワードが反映されているか確認しておくと安心です。

Androidアプリでの変更手順

Androidでも基本の流れはiPhoneとほぼ同じです。機種によってボタンの位置や文字の大きさがわずかに異なる程度ですので、安心して進めてください。

  1. アプリを開き、右下のプロフィールアイコンをタップします。
  2. 右上の三本線(≡)メニューを開きます。
  3. 「設定とプライバシー」→「アカウントセンター」と進みます。
  4. 「パスワードとセキュリティ」→「パスワードを変更」をタップします。
  5. 対象アカウントを選び、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して保存します。

入力中にパスワードが正しいか不安になったら、入力欄の右側にある「目のアイコン」をタップすると、入力した文字を確認できます。打ち間違いを防ぐためにも、ぜひ活用してください。

パソコン・ブラウザ版での変更手順

外出先ではなく、自宅のパソコンでゆっくり操作したいという方には、ブラウザ版が便利です。キーボードで入力できるぶん、記号を含んだ複雑なパスワードも設定しやすく、画面が大きいので操作ミスも減らせます。

  1. パソコンのブラウザでInstagramにログインします。
  2. 左下の「もっと見る」→「設定」を開きます。
  3. 「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」と進みます。
  4. 「パスワードを変更」を選び、対象アカウントをクリックします。
  5. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力して保存すれば完了です。

メニューが見つからないときの対応表

「アカウントセンターという項目がどこにも見当たらない」という声を、実はとてもよくいただきます。アプリのバージョンによって表示の位置が異なるためです。下の表を参考に、目印となる言葉を探してみてください。

探している項目 見つかる場所の目印
アカウントセンター 「設定とプライバシー」を開いた直後の最上部
パスワードとセキュリティ アカウントセンター内のメニュー一覧
パスワードを変更 「パスワードとセキュリティ」を開いた最初の項目

パスワードを忘れてログインできないときのリセット方法

「パスワードを変更したいのに、そもそも今のパスワードを忘れてしまってログインできない」。これは、私たちのもとに寄せられる相談の中でも、とても多いケースです。この場合は、現在のパスワードを入力する必要がない「リセット(再設定)」という方法を使います。

手続きは、ログイン画面の下部にある「パスワードを忘れた場合」または「ログインに関するヘルプ」をタップするところからスタートします。あとは、登録済みのメールアドレス・電話番号・ユーザーネームのいずれかを入力するだけです。難しい操作はありませんので、順番に進めていきましょう。

具体的には、次のような流れになります。スマホでもパソコンでも、基本の考え方は同じです。

  1. ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をタップします。
  2. 登録しているメールアドレス・電話番号・ユーザーネームのいずれかを入力します。
  3. 「ログインリンクを送信」または「コードを送信」をタップします。
  4. 届いたメール内のリンク、またはSMSのコードを使って手続きを進めます。
  5. 案内に従い、新しいパスワードを設定すれば完了です。

なお、メールアドレスと電話番号の両方を登録している場合は、どちらか受け取りやすいほうを選べます。すぐに確認できる方法を選ぶと、手続きがスムーズです。

メール・電話番号・ユーザーネームでリセットする

入力するもの 届く場所・受け取り方
メールアドレス 登録メール宛に、再設定用のリンクが届きます
電話番号 SMS(ショートメッセージ)に確認コードが届きます
ユーザーネーム 紐づくメールまたはSMSへ案内が届きます

届いたリンク、または確認コードを使って、新しいパスワードを設定すれば、再びログインできるようになります。このとき注意したいのが「有効期限」です。再設定用のリンクやコードには期限があり、時間が経つと使えなくなってしまいます。届いたら、できるだけ早く手続きを済ませるようにしましょう。もし期限が切れてしまっても、もう一度最初から手続きをやり直せば、新しいリンクが届きます。

登録したメールも電話番号も使えないとき

「機種変更で電話番号が変わってしまった」「登録していたメールアドレスを、もう解約してしまった」。このような場合は、通常のリセットが使えないため、本人確認による復旧手続きへと進みます。画面の案内に従って、自撮り動画(セルフィー)の送信などで、「あなたが本当のアカウント所有者である」ことをInstagramに証明していく流れです。

この手続きは、審査に少し時間がかかることがあり、結果がメールで返ってくるまで数日待つこともあります。途中で諦めず、案内されたとおりに対応すれば、復旧できる可能性は十分にあります。なお、この本人確認がうまく通らない、何度試しても認証されない、という場合は、後ほどご紹介する専門家への相談も選択肢の一つになります。

「パスワードを変更できません」と表示されるときの対処

手順どおりに進めても、エラーが出て変更できない——これも、よくあるつまずきポイントです。原因はいくつかのパターンに分かれますので、当てはまるものがないか、一つずつ確認してみましょう。

新しいパスワードが受け付けられない場合

  • 過去に使ったパスワードを再利用している…以前と同じものは設定できないことがあります。まったく新しいものを考えましょう。
  • 文字数や文字の種類が足りない…最低でも6文字以上が条件です。英字・数字・記号を組み合わせると通りやすくなります。
  • 名前やユーザーネームに似すぎている…推測されやすいパスワードは、安全のために弾かれることがあります。

リセットメールやSMSが届かない場合

  • 迷惑メールフォルダや、「プロモーション」タブに振り分けられていないか確認します。意外とここに埋もれていることが多いです。
  • 入力したメールアドレスに打ち間違いがないか、また、別のアドレスで登録していなかったかを見直します。
  • 数分待っても届かないときは、少し時間をおいて再送してみましょう。短時間に何度も送ると、一時的に制限がかかることがあります。

ヒント:アプリが古いバージョンのままだと、不具合が起きやすくなります。App StoreやGoogle Playで最新版に更新し、一度アプリを完全に終了させて再起動してから試すと、あっさり解決することもあります。

それでも変更できないときは

ここまでの方法を試してもうまくいかない場合は、通信環境を変えてみるのも一つの手です。Wi-Fiからモバイル通信に切り替える、あるいはその逆を試すと、接続の問題が解消されることがあります。また、別のスマホやパソコンから操作してみると、特定の端末だけの不具合だったと分かることもあります。

それでも変更できない、あるいは何度試してもエラーが消えないという場合は、アカウント自体に制限がかかっていたり、乗っ取りなど別の問題が背景にあったりする可能性も考えられます。一人で悩み続けるよりも、早めに専門家に状況を相談したほうが、結果的に早く解決できることもあります。

【緊急】乗っ取り・不正ログインが疑われるときの対処

ここからは、特に注意して読んでいただきたいパートです。「身に覚えのないログイン通知が届いた」「自分が投稿していないはずの写真やストーリーが上がっている」「友だちに変なDMが送られていると言われた」「ログインしようとしたら、パスワードが勝手に変わっていた」。これらは、乗っ取り(不正アクセス)の典型的なサインです。

乗っ取りで何より大切なのは「スピード」です。犯人がアカウントを操作できる時間が長くなるほど、被害は雪だるま式に大きくなっていきます。まだログインできる状態であれば、これから紹介する手順を、できるだけ早く実行してください。

「もしかして気のせいかも」とためらっているうちに、被害が進んでしまうことがあります。少しでもおかしいと感じたら、まずは行動することを優先してください。何もなければそれでよし、ですし、対策をしておいて損になることは一つもありません。

そもそも、なぜ乗っ取られてしまうのか

対処の前に、原因を知っておくと再発防止に役立ちます。乗っ取りの多くは、次のような経路で起こります。

  • フィッシング詐欺…Instagramを装った偽のメールやDMから偽サイトに誘導され、自分でパスワードを入力してしまうパターンです。「アカウントが停止されます」といった不安をあおる文面が特徴です。
  • パスワードの使い回し…他のサービスから流出したパスワードが、同じものを使っているInstagramでも試され、突破されてしまうパターンです。
  • かんたんすぎるパスワード…誕生日や単純な数字の並びは、機械的に総当たりで破られてしまいます。

まず最初にやるべき4つのこと

  1. パスワードをすぐに変更する…まだログインできる場合は、誰よりも早く新しいパスワードに変えて、犯人を締め出します。
  2. すべての端末からログアウトする…「パスワードとセキュリティ」内のメニューから、自分以外がログインしている端末を一括でログアウトさせます。
  3. ログインアクティビティを確認する…見覚えのない地域や端末からのアクセスがないかをチェックし、不審なものがあれば削除します。
  4. 二段階認証をオンにする…これで、犯人が再びログインしようとしても、もう一つの確認を突破できず侵入を防げます。

この4つは、できれば一気に、続けて行ってください。一つでも抜けると、せっかくパスワードを変えても、別の経路から再び侵入されてしまう恐れがあります。

ログインアクティビティ(アクセス履歴)の確認方法

「本当に乗っ取られているのか、自分では判断がつかない」という方は、ログインアクティビティを確認してみましょう。これは、現在どの端末・どの地域からアカウントにアクセスされているかを一覧で見られる機能です。

  1. 「設定とプライバシー」→「アカウントセンター」を開きます。
  2. 「パスワードとセキュリティ」→「ログインの場所(ログインアクティビティ)」を選びます。
  3. 表示された端末・地域の一覧を確認します。
  4. 自分に心当たりのないものがあれば、その端末を選んで「ログアウト」または「これは自分ではありません」を選択します。

遠く離れた地域や、使った覚えのない端末が表示されていたら、乗っ取りの可能性が高いと考えられます。その場合は、ためらわずに上で紹介した「最初にやるべき4つのこと」をすぐに実行してください。

メールアドレスまで勝手に変えられていたら

犯人が登録メールアドレスを書き換えてしまうと、通常のリセット手続きが使えなくなり、一気に状況が難しくなります。ですが、まだ手はあります。Instagramからは「メールアドレスが変更されました」というお知らせが、変更前の元のアドレスに届いているはずです。そのメールの中にある「この変更を取り消す」「ご本人でない場合はこちら」といったリンクから、元の状態に戻せる場合があります。まずは古いメールの受信箱を、落ち着いて確認してみてください。

注意:乗っ取りは、単にアカウントを奪われるだけでは終わらないことがあります。クレジットカード情報の悪用、フォロワーへの詐欺DMの送信、有名な詐欺サイトへの誘導など、あなたの大切な人間関係や信用まで巻き込んで被害が拡大することも珍しくありません。少しでも「自分の手には負えない」と感じたら、被害が広がる前に、できるだけ早く専門家へ相談してください。

被害状況のチェックリスト

落ち着いて、次の項目を確認してみましょう。一つでも当てはまるなら、自己対応だけでなく専門家への相談も視野に入れることをおすすめします。

  • 勝手に投稿・ストーリー・DMが送信されている
  • 登録メールアドレスや電話番号を変更されている
  • プロフィールやユーザーネームを書き換えられている
  • 何度試してもログインできず、復旧手続きも通らない
  • フォロワーや友人に金銭的な被害が出始めている

なお、他人のアカウントへの不正アクセスは、不正アクセス禁止法に違反する犯罪行為です。悪質なケースでは、発信者情報の開示請求などを通じて、相手を特定し責任を追及できる可能性もあります。「泣き寝入りするしかないのか」と諦める前に、まずは状況を専門家に話してみてください。

同じ被害を繰り返さないために、フィッシングを見抜く

乗っ取りのきっかけで最も多いのが、冒頭でも触れた「フィッシング詐欺」です。Instagramの公式を装ったメールやDMが届き、本物そっくりの偽サイトへ誘導されて、自分でパスワードを入力してしまう——これが典型的な手口です。次のような特徴があれば、フィッシングを強く疑ってください。

  • 不安をあおる文面…「アカウントが停止されます」「24時間以内に確認しないと削除されます」など、急かしてくるものは要注意です。
  • リンク先のアドレスが不自然…本物とよく似ていても、よく見ると文字が一つ違う、見慣れないドメインになっている、といった点があります。
  • 著作権侵害・なりすましの警告…「あなたの投稿が著作権を侵害しています」と警告し、異議申し立てを装ってログイン情報を盗もうとするものもあります。

大切なのは、メールやDMのリンクから直接ログインしないことです。Instagramの公式からの連絡かどうかは、アプリ内の「パスワードとセキュリティ」→「セキュリティのお知らせ(最近送信したメール)」から本物の履歴を確認できます。少しでも怪しいと感じたら、リンクは開かず、アプリやブラウザのブックマークから自分でアクセスする習慣をつけましょう。

自分では解決できない乗っ取り・復旧トラブルは
専門家にご相談ください

インターネットトラブルに強い行政書士が、アカウント復旧や被害対応をサポートします。「何から手をつければいいか分からない」という段階でも大丈夫です。まずはお気軽にご連絡ください。

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二度と狙われないために。二段階認証を設定しよう

パスワードを変えただけでは、また同じ手口で狙われてしまう可能性が残ります。そこで、ぜひあわせて設定していただきたいのが「二段階認証」です。これは、パスワードに加えて、もう一つの確認(コードの入力など)を必須にする仕組みのことです。たとえパスワードが漏れてしまっても、この二つ目の鍵がなければログインできないため、乗っ取り対策として非常に強力です。

認証方法 特徴とおすすめ度
認証アプリ 最も安全。専用アプリに表示されるコードを使います。いちばんのおすすめです
SMS認証 手軽。電話番号にコードが届きます。アプリが難しい方向け
バックアップコード 予備の合言葉。スマホ紛失時の最後の手段になります

設定は「パスワードとセキュリティ」→「二段階認証」から行えます。可能であれば、最も安全性の高い認証アプリでの設定がおすすめです。そして、忘れてはいけないのが「バックアップコード」です。これは、スマホを紛失したり、機種変更で認証アプリが使えなくなったりしたときの「最後の鍵」になります。表示されたら、スクリーンショットや手書きのメモで、必ず安全な場所に控えておきましょう。

設定の流れは、次のとおりです。一度設定すれば、あとは自動で働いてくれますので、最初に少しだけ手間をかけておきましょう。

  1. 「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「二段階認証」を開きます。
  2. 設定したいアカウントを選びます。
  3. 「認証アプリ」「SMS」など、希望する認証方法を選択します。
  4. 画面の案内に従って、コードの入力など初期設定を済ませます。
  5. 最後に表示されるバックアップコードを、安全な場所に保管して完了です。

破られにくい、安全なパスワードの作り方

せっかく変更するなら、簡単には突破されないパスワードにしておきたいですね。良いパスワードと、避けるべきパスワードを比べてみましょう。

良いパスワードの条件 避けるべき例
12文字以上で、できるだけ長くする 123456 などの連続した数字
英大文字・小文字・数字・記号を混ぜる password などのありふれた単語
他のサービスと絶対に使い回さない 誕生日・電話番号・自分の名前

「複雑なパスワードなんて、覚えられない」という方には、好きな言葉やフレーズをつなげて作る方法がおすすめです。たとえば、自分だけがわかる短い文を、数字や記号を混ぜながらアルファベットにすると、長くて覚えやすく、それでいて破られにくいパスワードになります。

考え方のコツは、「自分にとっては意味があるけれど、他人にはまず推測できない」組み合わせにすることです。好きな映画のセリフ、思い出の場所、ペットの名前などをベースに、大文字・小文字・数字・記号を散りばめてみてください。誕生日や電話番号のように、SNSのプロフィールから推測できてしまう情報は避けるのが鉄則です。

特に強くお伝えしたいのが、「使い回しは絶対に避ける」ということです。どこか一つのサービスからパスワードが漏れると、まったく同じ組み合わせで、次々と他のアカウントに侵入される「リスト型攻撃」の標的になってしまいます。すべてを覚えきれない場合は、パスワード管理アプリを使えば、サービスごとに違う複雑なパスワードを、安全にまとめて保管できます。

パスワード変更後にやっておきたいこと

パスワードを変更したら、最後に次の3つも忘れずに済ませておきましょう。これで、より安全な状態が保てます。

  • 他の端末で再ログインを確認…タブレットやパソコンでも使っている場合は、新しいパスワードでログインし直しておきましょう。
  • 連携アプリの再ログイン…予約投稿ツールや分析サービスなどを使っている場合は、再度ログインが必要になることがあります。
  • 登録メール・電話番号を最新の状態に…これらは、いざというときのあなたの命綱です。古い情報のままなら、必ず今のものに更新しておきましょう。

特に、登録しているメールアドレスと電話番号の確認は、ぜひこの機会に済ませておいてください。万が一またパスワードを忘れたり、乗っ取りに遭ったりしたとき、復旧の手がかりになるのがこの連絡先だからです。ここが古いまま放置されていると、いざというときに「リセットの案内が、もう使っていないアドレスに届いてしまう」という事態になりかねません。

あわせて、もし「セキュリティのお知らせ」を受け取る設定があれば、オンにしておくと安心です。新しい端末からのログインがあったときに通知が届くようになり、乗っ取りの早期発見につながります。小さな設定ですが、いざというときの安心感が大きく変わります。

よくある質問

Q. パスワードを変更すると、他の端末はログアウトされますか?

A. 変更のときに「他の端末からログアウトする」かどうかを選べます。乗っ取りが心配なときは、必ずログアウトを選んでください。これで、不審な端末を一気に締め出すことができます。

Q. パスワードは定期的に変えたほうがいいですか?

A. 意味もなく頻繁に変える必要はありません。それよりも「長く、複雑で、使い回さない」パスワードを作り、二段階認証を組み合わせるほうが、ずっと効果的です。

Q. パスワードを変えたら、乗っ取り犯に通知されますか?

A. 犯人にパスワードそのものが伝わることはありません。ただし、ログイン中だった端末は強制的にログアウトされるため、結果として犯人を締め出すことができます。

Q. 変更したパスワードを、また忘れてしまいそうで不安です。

A. パスワード管理アプリを使うのが最も確実です。一つのマスターパスワードさえ覚えておけば、あとは自動で安全に保管してくれます。紙に書いて、人目につかない場所に保管するのも一つの方法です。

Q. ログインID(ユーザーネーム)とパスワードは、どう違いますか?

A. ユーザーネームは他の人にも見える「名札」、パスワードは本人だけが知っている「鍵」です。変更したいのが鍵のほうであれば、この記事の手順で進めてください。

Q. ビジネスアカウントでも、変更手順は同じですか?

A. 基本的に同じ手順で変更できます。ただし、複数人で運用しているビジネスアカウントの場合は、パスワードを変えると他の担当者がログインできなくなるため、事前に共有しておくとトラブルを防げます。

まとめ:状況別の対応をおさらい

最後に、ここまでの内容を状況別にまとめておきます。ご自身の状況に合わせて、もう一度確認してみてください。

  • 予防のために変えたい方…「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」から変更し、あわせて二段階認証も設定しましょう。
  • 忘れてログインできない方…ログイン画面の「パスワードを忘れた場合」から、メールや電話番号でリセットしましょう。
  • 乗っ取りが疑われる方…パスワード変更・全端末ログアウト・履歴確認・二段階認証の4つを、急いで実行しましょう。

どのケースでも共通して大切なのは、「長く複雑で、使い回さないパスワード」と「二段階認証」の組み合わせです。この二つを整えておけば、あなたのアカウントはぐっと守られやすくなります。

自分だけで解決できないときは、専門家を頼ってください

ここまで、Instagramのパスワード変更と、さまざまなトラブルへの対処をご紹介してきました。多くの場合は、この記事の手順で、ご自身の力で解決できるはずです。ここまで読んで実行してくださったあなたは、もう大きな一歩を踏み出しています。

ですが、現実には、「リセットメールがどうしても届かない」「犯人にメールアドレスごと変えられて、もう手も足も出ない」「なりすましで、知人や取引先にまで被害が広がってしまった」といった、ご自身だけでは復旧が難しい深刻なケースもあります。そして、焦って操作を繰り返すうちに、かえってアカウントがロックされ、状況がさらに複雑になってしまうことも、決して少なくありません。

私たちは、インターネットトラブルを専門とする行政書士として、SNSアカウントの復旧サポートや、乗っ取り・なりすまし被害への対応を数多く手がけてきました。お一人おひとりの状況をていねいにお伺いし、あなたに合った解決の道筋をご提案します。何が起きているのか整理がつかない、という段階でも、まったく問題ありません。

専門家に相談すると、こんなサポートが受けられます

  • アカウント復旧のサポート…ご自身では通らなかった本人確認や復旧手続きについて、状況に応じた進め方をご提案します。
  • 被害状況の整理と今後の対応…何から手をつければよいか分からない状態を、一緒に整理し、優先順位をつけてご案内します。
  • なりすまし・誹謗中傷への対応…なりすましアカウントによる被害が出ている場合の、書面の作成や手続きのお手伝いをします。
  • 相手の特定に向けた手続きの検討…悪質なケースでは、発信者情報開示などを視野に、取り得る選択肢をご説明します。

「こんなことを相談していいのかな」とためらう必要はありません。むしろ、早い段階でご相談いただいたほうが、選べる手段も多く、解決もスムーズになります。状況をお聞きするだけでも、次に何をすべきかがはっきりと見えてくるはずです。

どうか、一人で抱え込まないでください。インターネットのトラブルは、早く動くほど、解決できる可能性が高くなります。「相談してよかった」と思っていただけるよう、私たちが力になります。まずは、下のボタンからお気軽にお声がけください。

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